ふきのとうと似た見た目の有毒な植物を見分けてばっけみそを作る


春になったらふきのとういいですよね、天ぷらはもちろんばっけみそでちびちびやるのもいいですね。
ですが、良く似た見た目の有毒な植物があるので気をつけないといけません。



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ふきのとうに似た見た目の植物

ふきのとうは顔を出したばかりの新芽のときが柔らかくて苦味も少なくておいしいのですが、このころのふきのとうの見た目はハシリドコロという有毒な植物とよく似ています。
大きく育てばフキとハシリドコロは見た目が全然違うので間違うことはないのですが、新芽の頃は大きさも形もとても似ているのが厄介です。


ハシリドコロは日本全国に生えるナス科の多年草で、食べると錯乱して走り回ることがその名の由来と言われていて、沢沿いの樹林下に生えます。
植物全体にスコポラミン、ヒヨスチアミンなどの副交感神経を麻痺させる物質が含まれていて、特に芽に多く含まれています
食べてしまうと嘔吐や幻覚などの中毒症状に襲われるので別名キチガイナスビなどと言われることもあります。


ただし、他の毒性がある植物のように専門知識がある人物が適切に扱えば胃腸薬として使えるそうです。

ふきのとうとハシリドコロの見分け方

ふきのとうの新芽とハシリドコロの新芽は大きさと形がとても似ていますが、決定的に違うところがあります。


ふきのとうの新芽は産毛で覆われていて全体的に白っぽくみえるのですが、ハシリドコロはほとんど毛は生えていません


また外から見て判断がつかない場合でも、ふきのとうは中にびっしりと花になる部分が詰まっているので開ければ判別することができます


ちなみにふきのとうは、きれいな緑色をしていてつぼみが固く葉を閉ざしているものがおいしいです。



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ふきのとうと味噌の調味料“ばっけみそ”

宮城の料理でばっけみそというものがあります。


細かくきざんだふきのとうを味噌に混ぜたものなんですが、ごはんに乗せて良し、酒の肴に良しの調味料です。


作り方はかんたんで、ふきのとうをよく洗って1分ほど茹でたあと1,2時間水にさらします。
よく絞って水気を取ったらみじん切りにして、サラダ油を敷いたフライパンで軽く炒めます。
炒めたふきのとうに味噌、砂糖、酒、みりん、しょうゆを適量入れ、まとまるまで弱火で練るとできあがりです。


つぼみが硬いものなら大丈夫なのですが、開いているものを採ってくると花の周りに小さな虫がついていることがあるので、下処理は念入りにするようにしてください。


茹でた後に長めに流水にさらすのはアク抜きと色を鮮やかにするためですが、沸騰した湯に重曹を微量溶かしたものを使えば10分ほど茹でればアク抜きできます
茹でた後は鮮やかな緑色にするために冷水にさらしますが、1時間もさらす必要はありません。


ばっけみそは春先なら冷蔵庫で一月ほど保存できますが、できるだけ早く食べましょう
できあがったばっけみそはご飯にお酒に良いお供ですが、このばっけみそで味噌汁を作るとフキの良い香りがしてこれもとてもおすすめです

ふきのとうでばっけみそをつくるのまとめ

ふきのとうは他の山菜に比べると人里に近いところにも生えるので採るのがかんたんです。
正しい見分け方を知ってご自身でも採ってみてはいかがでしょうか。


私の地元でも身近なところにけっこう自生しているので、春になると採ってきては天ぷらにしたりばっけみそにしていただいています。


ただ、私の母は他の山菜を取るために山に入るのですが、事故がないかと不安なので止めてほしいのですよね。
春先は熊も起きますし、ほんとうに気をつけてほしいな。



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