春に採れる山菜(下)採取するときは植生を壊さないことに注意!


春に採れる山菜(上)見た目や味の特徴と似ている有毒な植物


の続きです。
前回は母の付き添いで山菜採りに行くことになったのでどんなものが採れるのか、気をつける点は何かなどを調べていましたが、その特徴を知るうちに私自身も山菜に興味が出てきたところでした。



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春に採れる山菜の種類(一部)

ツクシ

「袴を取って茹でて灰汁を抜き、だしで軟らかく煮たり、佃煮にしたりして食用とする。しかし、チアミナーゼ、アルカロイド、無機ケイ素などを含むため、多量の摂取は推奨されない。また、心臓、腎臓の疾病を有する人、ニコチンに対する過敏症を有する人の摂取は禁忌とされる。さらに、チアミナーゼによるビタミンB1欠乏症を起こす恐れがあるとされている。
栄養茎の全草を乾燥させたものは生薬名を問荊(もんけい)といい利尿作用がある。生薬としてのスギナの効用は古くから伝承されていたが、近年、花粉症対策としての効能があるとの発表があり、注目が集まっている。ただし、この効能は公的に認められているわけではなく、ヒトでの信頼の置ける有効性および安全性を示すデータはない。」


ツクシって食えるんですか!?小さい頃から「生えてるなー」とは思ってましたが、まさか食べられるものだったなんて・・・。身近な土手とかに生えてますよね。


ツクシも土から出て間もないもののほうが身が詰まっていていいのだとか。
たしかに、中がスカスカになったものとそうでないものはありますね。これは小さい頃に触ったことがあるのでわかります。


あと、頭がカサカサになっていなくて締まっていて、全体に褐色のものが良いみたいです。頭が緑色のものは脆くてダメです。


味はあまり無く、たくさん食べると体に悪いそうなのであえて採らなくてもいいかな・・・。

ヨモギ

とりあえず野草といえばみたいなものですよね。古くから薬としても使われていますね。
葉の形も独特ですし、どこにでも生えるみたいなのでこれは分かりやすいかな。


と、思ったら、なんと毒草で名前だけは聞いたことがあるトリカブトと若葉が似ているそうです!
これは調べておいて良かった!しかも、トリカブトは全体に毒があるのでこの近くで養蜂すると花粉の毒が蓄積して猛毒の蜂蜜が出来てしまうのだとか、


急いで母に知っているか聞いたら、生えているところに連れて行かれました。
!っていうかこんな近くに毒草が生えてたの?!怖っ!!


「それよりも、ニリンソウのほうが似てるのよ」と教えられました。
・・・、母はたくましいな・・・。

サワオグルマ

春の終わりころに花を咲かせるキク科の植物ですが、これも食べるのは若葉で採りすぎてはダメです。



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なんとなく山菜採りの基本的なルールが分かってきました。
花が咲いているときにどこに生えているのかを分かっていないと、葉だけで判別するのは私には難しいかも。


キク科なので、食べるときもシュンギクを料理するみたいに扱うと良いみたいです。

スイバ

花が咲くと、赤茶けた小さな花がびっしりと咲く花穂ができるのでこの状態ならとても分かりやすいですね。食べるのに適しているのは若葉ですが、葉も大きくて独特な形をしているので見分けるのは簡単そうです。


花が咲いた状態では道端に生えているのを見たことがあります。


調理法が結構多くて、葉の持つ独特な酸味から薬味やソースにして使われるみたいですね。
ただし、シュウ酸という物質が含まれているために生でたくさん食べると中毒になる可能性があるそうです。

コゴミ

「林の中にはほとんど生えず、山道の道端や崖の下など水はけがよく湿った場所に生える。ワラビほど強くない独特の「ぬめり」があり、ゼンマイなどと違ってアクがないため調理が容易である。少量であれば生でも食せるが、大量に食べると腹が下りやすくなる。」


コゴミはシダ植物の一種で形がワラビやゼンマイに似ています。大きくなるとクサソテツという呼び名に変わり、硬くて食べられなくなるそうです。


これも生でたくさん食べるとおなかを壊します。

タラの芽

2~4mの大きさのタラの木から出る新芽をタラの芽として採ります。枝のてっぺんから出る芽以外の枝の途中から出ている芽を採ってしまうとその枝が枯れてしまうそうです。
幼い木でてっぺんが1つしかない場合は、その1つを採ってしまうとその木は枯れてしまいます。要注意ですね。


採ったタラの芽は天ぷらにして食べると、独特な香りを楽しむことができます。

春の山菜採りのまとめ

今回春の山菜について調べてみましたが、母はもっとたくさんの種類のものを知っているようでした。
「山に入る」と聞いてどんな険しいところに行く気かと思っていましたが、山菜の多くは道端にも生えるみたいで母も元よりそういうものを採りに行くつもりだったようです。


それよりも、採取する際に植生をダメにしないために気をつける点があることがわかりました。
母が「山に入る」と言っていたのは、そこの生態系にお邪魔させていただくという意識から出た言葉だったようです。


山菜採りに行く当日は、逆に私が母の足を引っ張らないように気をつけたほうがよさそうかも・・・。



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